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専門学校の広報担当者が知っておくべきwebマーケティング施策を紹介

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専門学校の広報担当者が知っておくべきwebマーケティング施策を紹介

専門学校の広報担当者は、自校の魅力を学生に伝えるために、様々な広報・PR施策を行っていると思います。

近年は、高校生の9割がスマホを所持し、インターネットから情報を集めるようになっています。

高校生がwebコンテンツから志望校の情報を得ることが、一般的となってきた現代では、webコンテンツを活用した広報・PR施策が重要になってきています。

しかし、専門学校の広報担当者には、webマーケティングの難しさを感じている方も多いのではないでしょうか?

本記事では、実際に教育機関のwebマーケティングを支援している当社が

  • 専門学校の自校PRにwebマーケティングが必要な理由
  • 専門学校の自校PRにおすすめなwebマーケティング施策

といった内容をまとめました。

webを活用した自校PRに悩んでいる広報担当者の方は、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

それでは、参りましょう。

専門学校の自校PRにWebマーケティングが必要な3つの理由

専門学校の自校PRにWebマーケティングが必要な3つの理由

専門学校の自校PRにwebマーケティングが必要な3つの理由は以下の通りです。

・学生は情報収集をスマホで行うため
・アプローチできる学生層を広げるため
・親や家族に安心感を与えるため

専門学校の自校PRにwebマーケティングが必要な理由を理解することで、ターゲットに効果的な集客に関しての施策を行うことができます。

ここでは、3つの理由を詳しく解説していきますので、webマーケティングを行う理由を理解して、自校PRに活かしていきましょう。

学生は情報収集をスマホで行うため

今や、中学生のスマホ所持率は6割、高校生に至っては9割と多くの学生がスマホを所持している時代となりました。

スマホが普及する前は、わからないことがあれば、辞書などで調べたり、両親や学校の先生などに聞いて解決するというのが当たり前でした。

しかし、今は検索サイトや動画サイトなどでわからない単語を入力して検索結果をもとに疑問を解決できるようになりました。

また、Instagram、Twitterと言ったSNSを活用して交流を通じて情報を取得するということが当たり前に行われるようになってきました。

情報の獲得方法が多様化してきた現代で、個人のスマホを利用して情報収集を行う高校生が増えてきていることは確かです。

ちょっとした疑問から、進学に関する情報収集までwebを活用する高校生が増えてきているのが1つ目の理由となります。

アプローチできる学生層を広げるため

学生は情報収集をスマホで行うため

高校3年生になるとオープンキャンパスなどに参加して自身の志望校を決定するのが一般的です。

高校1年生、2年生時期では本格的に志望校を決定する学生は少ないですが、自分の興味のある分野を学べる学校はどのような学校があるのかという情報収集を行っている学生はいます。

そんな高校1年生、2年生時期から志望分野の学校情報を収集している学生に対しては、手軽に情報を得ることができるwebコンテンツを活用して学校情報を届けることは有効的です。

また、高校1年生、2年生時期は、まだ情報収集段階であり、自身の行いたいことを探している時期です。

そんな、自身の行いたいことを探している学年の学生には、就職についての情報よりも、どのようなことを学べるのか?学んだことがどのようなことに活かせるのか?などの進路選択の視野が広がるようなコンテンツを発信することが効果的です。

専門学校側からすると、物理的な距離やウイルス問題などで、高校訪問やガイダンスなどのリアル面での接触できない地域や層に、インターネットであればリーチできることも大きなに力です。

webコンテンツを活用することで、実際に志望校が決まっていない学年の学生やリアルで接触できない学生に対しても自校のPRを行えるというのが2つ目の理由となります。

親や家族に安心感を与えるため

親や家族に安心感を与えるため

志望校の決定は、最終的に受験生本人が決定することが望ましいですが、学費や生活費などを親に頼っていることも多く、受験校の決定には保護者の存在を無視することはできません。

また、わが子の志望校がどのような特色を持った学校なのかを知りたいという保護者も多いのです。

例えば

・志望校の専門的分野
・就職率
・立地や校内環境

などのことに関心を持ち、わが子には質の高い専門的な教育を受けさせたいと思うのは当然のことと言えるでしょう。

webコンテンツを活用すれば、保護者が興味を持つわが子の志望校の分野、学費、就職率、校内環境といった情報を提供することができます。

親や家族に志望校への関心を満たす情報や心配を解消する情報を提供するためにwebマーケティングが必要な3つ目の理由となります。

専門学校の自校PRにおすすめなwebマーケティング施策5選

専門学校の自校PRにおすすめなwebマーケティング施策5選

ここでは自校の魅力を伝えるために、おすすめな5つのweb施策をご紹介します。

1. 自校ホームページ

自校PRにおすすめなwebマーケティング施策の1つ目は、自校のホームページです。

ホームページの役割は以下のことが挙げられます。

・自校のブランディング
・学校の特徴をPRする
・オープンキャンパスや資料請求の窓口

自校のブランディングとは、自校の特色や取り組みなどを魅力的に発信し、受験生に「この学校に入りたい」と感じてもらえるように自校の価値をあげることを言います。

そして、学校の特徴やオープンキャンパス、資料請求の窓口としても活用することができるので、継続して自校の情報を発信するのに最適と言えるweb施策と言えるでしょう。
また、ホームページは、情報を伝えたいターゲットごとにコンテンツを作ることが可能になるのも魅力の1つです。

受験生には、ワクワクするような自校の行事を写真などを使い発信し、保護者には受験料や学費、教育方針などを分かりやすく発信することで安心感と信頼感を与えることができます。

受験生や保護者の代表的な質問に答えるコンテンツや施設の写真、学校までのアクセスなども掲載することで自校のことをより身近に感じてもらえるでしょう。

ホームページにて、自校の魅力を伝えることが入学希望者増につながりますので、ぜひ自校のホームページを受験生や保護者向けのコンテンツを充実させてみてください。

2. Web広告

2. Web広告

自校PRにおすすめなwebマーケティング施策の2つ目はweb広告です。

魅力的なホームページを作成しても学生や保護者に見てもらえなければ意味がありませんので、ホームページに学生や保護者を集めることが優先になってきます。

SEOでホームページに集客することも可能ですが、SEOで自校のホームページを上位表示させるためには、多くの場合、半年以上かかってしまいます。

早急な集客を期待するならばweb広告を活用するのが効果的です。

web広告の代表的なものとして

・リスティング広告
・ポータルサイト
・SNS広告

が挙げられます。

リスティング広告は、Googleと言った検索エンジンで検索をした際の検索結果画面で表示される広告になり、検索者のニーズに合わせた広告が表示されるので、学生や保護者に向けてより高い集客効果が期待できます。

ポータルサイトは、様々な学校の情報が載っている玄関口のようなサイトです。
ポータルサイトにて自校の紹介をされることにより、認知度や信頼度をあげることが出来てホームページに誘導しやすくなります。

SNS広告は、FacebookやInstagramなどのSNSで表示させる広告のことです。

SNSには、ユーザーの情報が細かく登録されているので、そのユーザーの属性に合わせた広告を表示させることが出来ます。

web広告を活用することで、ターゲットとなる層の学生に自校の魅力を効果的にアプローチし、自校に興味関心を持ってもらいホームページに誘導することが出来ます。

ただし、広告出稿には一定の金額がかかりますし、金額によって露出する場所やサイズも変わります。

広告出稿する媒体や費用なども検討材料に含め、出稿先を決定しましょう。

3. オウンドメディアの運用・SEO施策

3. オウンドメディアの運用・SEO施策

自校PRにおすすめなwebマーケティング施策の3つ目は、 SEO・オウンドメディアです。

オウンドメディアは、自校のホームページ内にブログを設置し、将来的に自校に入学する可能性がある人が調べるキーワードで検索上位化を狙う集客施策で、コンテンツマーケティングとも呼ばれています。

ホームページでは自校の詳細や魅力を伝えますが、オウンドメディアでは自校のPRは一歩控えめ抑えて、ユーザーが検索で知りたいことに答えるページを作ります。

例えば、美容師の専門学校であれば、ホームページで自校のカリキュラムや講師陣を紹介し魅力を伝えるとともに、オウンドメディア で「美容師の年収」「美容師に向いている5つの性格」など美容師という仕事に興味を持った人が調べるキーワードで記事を書きます。

記事を書く際には、「SEO」と言われる検索上位化を実現するためのライティングノウハウを使うことも大切です。

4. SNSの活用

SNSの活用

自校PRにおすすめなwebマーケティング施策の4つ目はSNSの活用です。

総務省が2020年に発表した「令和元年通信利用動向調査の結果」の3ソーシャルネットワーキングの利用動向(個人)では、13歳〜19歳の8割がSNSを利用していると回答しています。

メインターゲットとなる学生の多くが利用しているSNSを運用することは、効果的なweb施策と言えるでしょう。

自校のSNSアカウントを運用して学生に情報発信をするメリットは以下の通りです。

・写真や動画を用いることで学校生活や雰囲気をイメージしてもらいやすい
・自校の発信したい情報を無料で発信できる
・学生とコミュニケーションをとることができる

SNSは、学校生活、学校の雰囲気、行事、各種活動などを写真や動画で簡単に発信することが出来て、学生の期待感や安心感を得られるというのが大きなメリットと言えるでしょう。

さらに、SNSのコメント機能などを活用することで、学生とコミュニケーションをとることができるので、学生の相談や質問に答えることが出来、信頼関係の構築にも繋がるでしょう。

また、広告出稿と大きく異なるメリットとして、無料で運用して学校情報を発信することができるという点もあります。

オープンキャンパスや学校説明会などのイベントの告知、自校独自のハッシュタグを利用することでいち早く学校情報をキャッチしてもらうなど、工夫次第では大きな集客効果が期待できます。

SNS運用は、デメリットに比べてメリットが大きいので、積極的に活用していきましょう。

5. 動画の活用

5. 動画の活用

自校PRにおすすめなwebマーケティング施策の5つ目は動画の活用です。

動画を用いてのweb施策のメリットは以下の通りです。

・動画は、テキストに比べて伝えられる情報量が多い
・情報を受け取る学生の負担が少ない
・YouTubeやTikTokなどの流行により動画が身近になっている

インターネットが普及する以前は、広告物としてパンフレットが活用されていましたが、スマホの普及により動画を活用した学校PRに注目が集まっています。

動画には、テキスト、音声、映像という多くの情報を伝える手段が入っていますので、テキストだけの広告物より伝えられる情報量が圧倒的に多いと言えます。

さらに、情報を受け取る学生も読書離れなどで文字を読む機会が減ってきているということから、テキストで情報を受け取るよりも、動画で情報を受け取った方が学生の負担も少なくなります。

また、YouTubeやTikTokの流行により、全ての世代が動画に触れる機会が多くなっていると言えます。

メインターゲットの学生はもちろん、保護者にも動画を用いて安心してわが子を通わせられるというイメージを伝えることもできますので、動画を活用することで高い集客効果が期待できます。

6. LINE公式・メルマガの活用

6. LINE公式・メルマガの活用

自校PRにおすすめなwebマーケティング施策の6つ目はLINE公式・メルマガの活用です。

自校のオープンキャンパスや学校説明会、イベント、行事などに関しての情報を定期的に発信していくならメルマガがおすすめです。

メルマガは、大きなコストをかけずに情報を一斉に配信できるのが魅力ですが、中高生は、メールを読まない傾向にあり、メールを送ってもレスポンスがよくありません。

それに比べて、LINE公式ならばチャットベースのコミュニケーションなので、スピーディにテンポよくコミュニケーションをとることができますし、コミュニケーションをとっていく中で信頼関係を築いていくことも可能です。

しかし、一斉配信だけに頼った、マス的な発信は、学生には受け入れられずブロックされてしまうなんてことにもなりかねないので、学生の属性に合わせたメッセージを配信するとともに、丁寧なコミュニケーションを心がけ信頼関係してもらうことが重要です。

メルマガやLINE公式を活用して学生のトレンドを抑えた学校情報の発信をしていくことで、自校の良さを知ってもらい、自校に興味を持ってもらうことができるでしょう。

まとめ

まとめ

今回は、専門学校の自校PRにwebマーケティング施策が必要な理由と具体的な施策について解説しました。

これからの時代は、自校の魅力を学生に伝えられないと学生募集が難しくなることが予想されます。

どのようなwebマーケティング施策を行えば、より効果的な自校PRに繋がるのかを考え実施していきましょう。

乾 雄一/デジタル広報プランナー

記事執筆者の紹介

乾 雄一/デジタル広報プランナー

法人営業・EC事業の立ち上げ・新規事業開発などを経験し、WEBマーケティング会社にてWEBサイトの改善・集客・運用支援に携わる。
現在はWEB・動画・SNSを中心とした「デジタル広報」という切り口で教育機関の学生募集、医療機関の集患・人材採用支援を行っている。

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