SEO対策でクリック率をあげるためのポイントを徹底解説!
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- SEO対策でクリック率をあげるにはどうしたらいい
- クリック率と検索順位との関係を詳しく知りたい
- クリック率を改善してSEO対策を強化したい
SEO対策において様々な施策を行われている中で、クリック率について意識している方も多いのではないでしょうか。
SEO対策改善には、クリック率を意識することがとても重要です。クリックされることによって、その後のユーザーの行動やGoogleの行動が大きく変わるためです。
本記事では、SEO対策において、クリック率が大切な理由・検索順位との関係・ クリック率を上げるためのポイントをわかりやすく解説していきます。
SEO対策においてクリック率が大事な理由
SEO対策で、クリック率が大事とされている理由として、以下3点を挙げます。
・内容がよくてもクリックされなければ意味がない
・クリックされればGoogle評価も上がる
・掲載順位によってほぼ決まる
それでは、一つずつ解説していきます。
内容がよくてもクリックされなければ意味がない
まず、SEO対策において非常に重要なことは、いくら内容が良くてもクリックされなければ全く意味がないということです。
SEOの目的は検索エンジンで自社のサイトを上位表示させることですが、せっかく上位表示できたとしても、検索したユーザーからURLをクリックして、サイトへ遷移してもらうことが大事だからです。
そのため、SEO対策の際には、CTR(Click Through Rate・クリック率)を重要な指標として管理しなければなりません。
また筆者が力を込めて書いた内容であっても、以下のようなタイトルだと、クリックされずに誰も読んでくれない恐れがあります。
・記事の内容が分からないタイトル
・魅力を感じないタイトル
・重要なキーワードが含まれていないタイトル
上記のようなタイトルだと多くの読者の心に響かず、 クリックしてもらえない可能性が高いです。
「クリックしてもらうためのSEO対策」をしましょう。
クリックされればGoogle評価も上がる
検索結果から記事URLをクリックされると、Googleの評価もあがります。その記事がユーザーにとって価値のあるものだとGoogleが判断するからです。
日・月単位でどの程度のクリックが発生しているかGoogle側もチェックしています。
クリック率は、検索順位を決定するGoogleにとっても重要な意味があります。
掲載順位によってほぼ決まる
クリック率は、検索画面に表示された掲載順位によってほぼ決まります。
ユーザーにとって、上位に表示されている記事ほどクリックしやすい、という傾向があるからです。
順位が高くなればなるほどクリック率も上がります。
検索順位で上位を目指すことの重要性を改めて認識しましょう。
SEO対策とのクリック率と検索順位の関係
SEO対策において、クリック率と検索順位について以下関係性を説明します。
・検索順位別のクリック率
・順位があがるとCTRもあがる
・クリック率に影響を与える要素
それでは、一つずつ解説していきます。
検索順位別のクリック率
検索順位別のクリック率をご紹介します。検索順位が高ければ高いほどクリック率があがるという傾向にあります。
具体的には
1位:30%弱
2位:15%程度
3位は10%程
4位以下:1桁の%です。
上記数字からわかることは、3位以上を獲得することがいかに重要かということです。
上位表示するためには、競合が少なく、競合が自社よりも弱いことがポイントです。
また、多くの人に閲覧してもらうためには、検索数の多いキーワードを見つけ出すことが大事です。
順位があがるとCTRもあがる
順位があがると必然とCTR(Click Through Rate)もあがります。順位とCTRは基本的に連動するためです。
検索結果の2ページ目から1ページ目にあがるのはもちろん、2位から1位など順位が高ければ高いほど、その分クリック率も大きく改善します。
一度順位が決まったら放置するのではなく、そこから更に上げる・維持するための対策も重要です。
競合はあらゆる施策によって上位を狙いますので、自社も負けないように対策を施しましょう。
クリック率に影響を与える要素
いくつかの要素がクリック率に影響を与える要素がいくつか存在します。
具体的には以下の通りです。
- タイトル文字列のインパクト
- キーワードが正しく含まれているか
- 不要な情報が含まれていないか
- 説明文が入っているか
- 説明文の内容は適切か
- タイトルに沿った適切な内容か
- 競合の差別化
このようにクリック率において、タイトルと説明文(ディスクリプション)が大きな意味をもちます。
クリック率を改善してSEO対策を強化する5つのポイント
クリック率を改善し、SEO対策を強化するための5つのポイントがあります。
1.Google Search Consoleを活用する
2.タイトル、説明文にキーワードを入れる
3.わかりやすいタイトル・説明文にする
4.ターゲット層に合った表現を用いる
5.読者が見てライバルよりも惹かれるタイトルにする
それでは、一つずつ解説していきます。
Google Search Consoleを活用する
SEO対策を強化する一つ目のポイントとして、Googe Search Console(サーチコンソール)を活用することです。
サーチコンソールとは、Googleが無料提供しているツールです。集客のためのサイトを運営する上で欠かせないツールです。
検索結果でのサイトの掲載順位を監視、管理するサービス Googleからのメッセージ、どんなキーワードで検索されているか、 インデックス状況、リンク状況、平均掲載順位(検索順位)などの確認がでできます。
Webサイトを開設したと同時に導入することがおすすめです。
タイトル、説明文にキーワードを入れる
タイトル、説明文にキーワードを入れることは、SEO対策において最も基本的で重要なポイントです。
狙ったキーワードがタイトル、説明に入っていないとGoogleにも読者にも伝わらないからです。
キーワードを入れることで、Googleがこの記事は何のキーワードを主体としている記事なのか判断してくれます。
また、読者においても、検索したキーワードが含まれていると、この記事は自分にとって役立つ記事だと伝わりやすいと言えます。
タイトル、説明文にキーワードを入れる際に
・不要な情報を入れない
・重要なキーワードは出来るだけタイトルの先頭の方に書く
といったことも大事だと言われています。
わかりやすいタイトル・説明文にする
記事のタイトルは、検索者にとって、読んでわかりやすいタイトルにしましょう。
内容がわからないタイトルだと意味がないからです。
上位表示されても、クリック率に繋がらない恐れもあります。一目見て、何が書いてあるのかすぐにわかるタイトルにしましょう。
ターゲット層に合った表現を用いる
タイトルを書く際に、誰をターゲットにしているのかを意識しましょう。
クリックしてくれるのが、 10代なのか、60代なのか、男性なのか、女性か等、ターゲットが変わればタイトルの表現も大きく変わるはずです。
例えば、とあるキーワードで検索して、上位表示サイトのタイトルが 「バイトしたい学生向け……」「就活にも役立つバイトとは!」などと表示されれば、そのサイトが「これからバイトを考えている学生向け」ということがわかります。
タイトルを決める際に、誰に届けたいコンテンツなのかキーワードのターゲットを明確にすることが大切です。
読者が見てライバルよりも惹かれるタイトルにする
読者からみて、他の競合サイトよりも魅力的なタイトルであることも、大切です。
なぜなら、順位が下であっても、非常に魅力的なタイトルであればクリック率が高まる傾向が高いからです。
惹かれるタイトルのポイントは以下の通りです。
・他の記事タイトルと使用しているキーワードが似ていないこと
・他のタイトルに比べて、一歩上の内容が書かれていることがすぐに判断できること
まずは、狙っているキーワードで検索した中から、どのようなタイトルが結果表示されているのかをしっかりと確認した上で、 他のタイトルとはまた違ったタイトルを考えましょう。
また検索者にとって、検索結果を解決してくれるタイトルを意識することも大切です。
クリック率を意識したSEO対策を徹底しよう
クリック率を改善することを意識したSEO対策を徹底していきましょう。
SEO対策ではクリック率が非常に重要です。内容がよくてもそもそもクリックされなければ意味がありませんし、クリック率を改善することで、Googleによる評価も上がるからです。
掲載順位によってクリック率はほぼ決まるものの、競合よりも魅力的なタイトル、説明文を上手に見せられれば、クリック率も高くなります。
SEO対策を強化するためには、クリック率の改善を繰り返すことも非常に重要です。
Googleが無償で提供しているサーチコンソールを活用し、記事のタイトル、説明文に適切なキーワードを含めるとともに、読者にとっても伝わりやすいタイトル、誰をターゲットとしているのかわかりやすい表現を心がけましょう。
SEO対策を強化するためには、様々な対策を施しクリック率を改善しつづけることがポイントです。
記事執筆者の紹介
乾 雄一/デジタル広報プランナー
法人営業・EC事業の立ち上げ・新規事業開発などを経験し、WEBマーケティング会社にてWEBサイトの改善・集客・運用支援に携わる。
現在はWEB・動画・SNSを中心とした「デジタル広報」という切り口で教育機関の学生募集、医療機関の集患・人材採用支援を行っている。