医療 × デジタル広報
医療機関で求められる「デジタル広報」
新型コロナウィルスの影響により、多くの医療機関も「来院患者の減少」などの影響を受けていますが、コロナ以前から「人材採用」や「増患」といった病院経営の課題があり、コロナでそれらが改めて浮き彫りになっている医療機関も多いのではないでしょうか。
「他院との差別化」「新患の獲得」「必要な人材の確保」において必要とされていたのは「医療機関としての広報力」であり、コロナによってインターネットを活用した「集患」や「採用」の取り組みが求められてきています。
デジタル広報による集患
新型コロナウィルスの影響が拡大する以前から、患者さんが新しい医療機関に罹る際には「インターネット」を活用して事前に情報を確認する、という行動が取られていましたが、今後はさらに新しく通院する医療機関の「WEBサイト」や「口コミ」を見て慎重に決める、というパターンが増えてくることが予想されます。
その際にチェックされる点としては、
- 医療機関の情報を「豊富」に「オープン」に掲載できているWEBサイトであるか
- Google等の口コミ・評判はどうか
- 写真や文章だけでなく、動画で確認できる情報はあるか
- SNSでスタッフの様子や医療機関の雰囲気が確認できるか
といったことが考えられます。
見やすいホームページ(スマートフォンサイト)だけでなく、患者さんが知りたい情報を分かりやすく、動画やSNSといったツールを活用して発信できているか、「デジタル」を活用した広報力が新患の獲得において求められてきています。
デジタル広報による採用強化
医療機関の運営に必要な「人材採用」は大きな経営課題でしたが、コロナ以前からインターネットを効果的に活用して成果を上げられている事例は多くありました。
インターネットを活用して看護師などの人材採用を強化した事例
今後は、求職者が就職・転職で医療機関を探す際にも、新患と同様、ウェブサイト・動画・SNSでじっくり情報を収集する動きが加速することが考えられます。患者さんの評判と合わせて、その医療機関で働いたことのある人・働いている人からの口コミも、自分の就職先を考える上で参考にしていくことでしょう。
- 求職者目線で、求職者が知りたい情報が掲載されているWEBサイトであるか
- 院長やスタッフの声、病院の雰囲気が動画で確認できるか
- SNSでどのような情報が日々発信されているか
このように「デジタル広報」が人材採用においてもますます必要となっていくと考えられ、デジタル広報力の差が、人材採用・病院経営の差別化につながっていくのではないでしょうか。
デジタル広報による医院ブランディング
ウェブサイト、動画、SNSを組み合わせた「デジタル広報」を効果的に活用することで、歯科医院やクリニックなどは「医院ブランディング」を強化しやすくなります。
単にそれらのツール・コンテンツを作ればよいということではありませんが、いかに「医院ブランド」を高めるためにそれらを活用するか、という視点・コンセプトで取り組むことで、「集患」「採用」にもプラスとなる成果が得られるはずです。
医療機関のデジタル広報チームとして
インターネット活用やデジタル広報というコンセプトの価値や可能性を理解いただいても、歯科医院やクリニック内部でこれらをすべて実行していくことは難しいでしょう。
日々の診療で忙しい院長先生や奥様をサポートする「広報チーム」を内部スタッフや外部人材で体制を作り、「医院ブランディング」を高めるための広報活動というコンセプトのもと、「集患」や「人材採用」にプラスとなる運用をしていくことができるかが今後の医院経営の大きな鍵を握っているといっても過言ではありません。
CAデジタルでは、「集患」「採用」に必要な医院広報において、主にデジタル面で実行する専属チームとして、院長先生・奥様・事務長様とパートナーシップを組ませていただき、ご支援する体制を取ることが可能です。
デジタル広報から接遇・人材育成まで 医院経営パートナーとして
「デジタル広報」という領域だけではなく、新患の獲得・既存患者の途中離脱やキャンセルを防ぐために必要な「患者対応(接遇)」の教育などもサポートすることが可能です。
実際に、新規患者の獲得にインターネット(デジタル)を活用して成果が上がったとしても、実際に来院された患者さんの対応が良くなかった場合には、継続して長く通院してくれる患者さんにはなりえないかもしれません。
人材採用も同様に、応募が増えて、せっかく採用できた人材も、院内の雰囲気が悪く、円滑なコミュニケーションがされていない職場では、早期に離職してしまう可能性があります。
「接遇」は対患者様の対応だけでなく、院内コミュニケーションを活性化し、良好な人間関係・組織風土を醸成する潤滑油としても必要です。
患者さんの獲得や求職者からの応募という「水」が得られても、バケツに穴が開いている状態では、入ってきた水がどんどん出て行ってしまうことになります。
CAデジタルでは、「デジタル広報」という一面だけではなく、よりよい医院経営を実現するために必要な人材育成や経営支援のパートナーとして、院長先生・奥様に伴走させていただきたいと考えております。
デジタル広報の重要性
いま、デジタルを活用した広報力で差がつく
学校 × デジタル広報
学校で求められる「デジタル広報」とは?